熱気と迫力! いちはら大綱引に参加して、国府祭りの夜を盛り上げよう!

毎年秋に行われる市内最大のイベント『上総いちはら国府まつり』。1日目の夜は総勢1000人の市民が参加する『いちはら大綱引』も実施される。市内を東西南北に分けた4チームが、関東最大級・全長160メートルもの大綱を引き合い、トーナメント制で戦う。今年はコロナ禍をはさんで4年ぶりの開催。現在、参加する引き手を募集中だ。

仲間との一体感

「大綱引の醍醐味は、各チームの250人が、一斉に呼吸を合わせ、一体となって力を出し合うことですね」と話すのは、いちはら大綱引実行委員会委員長の有路舞さん。有路さんは2019年、引き手として大綱引に一般参加した。「当時、働いていたお店の従業員の皆と一緒に行きました。どんなに引っ張っても動かなくて、夢中になって、終わったらとても手が痛くて。その熱気と力強さに圧倒されて、皆との一体感も実感して。凄く楽しかったんです」。主催する実行委員会のメンバーは、主に(一社)市原青年会議所が担当。有路さんは同会議所でまちづくり委員会委員長も務める。「チームを市内の東西南北に分け、同じ地域の人で構成するのは、街づくりの一面もあります。各地域の人たちが引き手として参加することで、声を掛け合ったり知り合ったりする交流のきっかけ作りになれれば、と思っています」と有路さん。
 大綱引は今年で第11回となるが、4年ぶりの開催となったため、運営メンバーの多くは若手に入れ替わっている。経験した者が少なく、今年初めには、その歴史や意義を引退したメンバーからレクチャーしてもらう講演会も行ったという。「運営メンバーは実施が未定でも、毎年、頑張って動いていました。結果として開催できず悔しかったと思うので、その気持ちも入った、最高の思い出作りができる大綱引きにしたいです」
 大綱引の委員会メンバーはロゴの入った法被を着る。東西南北チームの主要団員も、各チームのカラー(東・青、西・白、南・赤、北・黒)に、各地域の源頼朝伝説ゆかりのデザインロゴが入った法被姿で綱を引く。引き手に参加すると、今年は、各チームのカラーとロゴ入りタオルが記念に配られる。「ロゴも地域のつながりが感じられるようなデザインです。参加すると近所のお子さんとか顔見知りだった人もいたりします。大綱に結ばれた小綱をそれぞれが持って、本当に密な状態で引くので、皆で一緒にできる楽しさをぜひ実感してください!」と有路さん。

問合せ 実行委員長・有路さん 10~18時
TEL:080-9500-2727
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